すい臓がん症状3
すい臓がんで、早期発見によって手術が可能だった場合、五年生存率は60パーセントを超えます。抗がん剤の副作用には、吐き気、嘔吐、脱毛などがあります。通常の細胞にも影響を与え、副作用が発生します。肉体的にも、精神的にも苦しんでいる人が多いため、心身の両面から患者を支えることが必要なのです。特に、すい臓がんは抗がん剤の効果があまり期待できないがんの1つです。治る見込みがないと診断され、3~6ヶ月以内に死を迎えることが予測される患者さんの場合です。医師から抗がん剤治療を進められた場合は、その効果や使用する事による利点だけでなく、副作用について十分な説明を受け、治療によって患者さんの苦痛が増加することのないようにしたいものです。手術中の死亡率も高く、予後もよくなかったのです。
このような患者さんに対して行われる治療や看護をターミナルケアといいます。消化機能も落ちる心配がないというのも不幸中の幸いかもしれません。治療を行っても癌を克服しえない場合、あるいは治療を行うよりも行わないほうが患者の苦痛が少なく、生活の質を維持することが可能である、と判断されたときには、治療を停止することがあります。そのような段階にいたってしまった場合、抗がん剤治療や放射線治療が行われます。血管に入り込んでいる癌に対しては血管置換術が行われますが、こちらはあまり効果が期待できません。治療と生存率すい臓がんの死亡率の高さは、かなり病気が進行するまで症状がなく早期発見が難しいことに加えて、すい臓という位置の複雑さゆえに治療が難しいということがありました。発見されたときには、すでに手術ができない状態であったり、他に転移していることがよくあります。回復して直接すい臓とその周辺に放射線を照射する方法です。
成人の場合、5年経過すれば、あとは生存率に大きな変化がみられないために、これを指標として用いることが多いのです。そのため不幸にして癌が全身に転移し、末期の症状に陥ることは決して珍しいことではありません。最近の治療法として比較的よい成績をあげているのは、術中照射というものです。そのため積極的に手術を行うようになっています。しかし、そもそも手術できるのは30パーセント程度なのです。癌と診断されたあと、または手術後5年間経過したときに生存している人の率を五年生存率といいます。ただ一般には、五年生存率は手術を行った場合でも、10パーセント前後です。すい臓がんは初期に症状がないことが多いため、早期発見が非常に難しい疾患です。
ターミナルケアでは、医療関係者だけでなく、カウンセラーやケースワーカー、ボランティア、そしてもちろん家族が、重要な役割を果たします。骨髄では造血細胞から赤血球や白血球、血小板などが造られていますが、この造血細胞が破壊されてしまうからです。積極的な治療が難しい場合、またはあまり効果が期待できない場合は、患者の生活の質を維持、向上し、痛みの症状を改善することがよりいっそう重要になってきます。というのも、すい臓というのは、少しでも残っていれば本来の機能のかなりの割合を果たすことができるのです。新薬や治療法の開発によって副作用はずいぶんと少なくなってきていますし、抗がん剤の副作用を抑える薬の開発も進んでいます。すい臓がんは、早期発見が困難であるばかりか、再発率が高いことも特徴のひとつです。それでも、生存率を伸ばすことが不可能でないこともあり、副作用との兼ね合いを考えながら使用していくことになります。抗がん剤というのは、細胞が分裂する際のDNAの合成を妨げる働きをします。